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【現場から、】平成の記憶、今も“残す”・・・いん石が直撃した町

 現場から、平成の記憶。今回は、日本海に面する島根県の民家に直撃した「いん石」です。壊れた家の一部は、今も当時のまま。町ぐるみでいん石の魅力を発信し続けています。

 平成4年12月、島根県美保関町(現・松江市美保関町)のごく普通の民家に報道陣などが殺到しました。そのワケは・・・

 「雷が落ちたらバリバリというと思うけど、鈍い音『ドーン』という感じだった。重たいものが落ちてきた感じ」(自宅にいん石が落下 松本美栄子さん)

 民家に落ちたのは・・・そう、いん石でした。長さ25センチ、幅14センチのウリ型で、重さはおよそ6.4キロ。

 「現在の段階で(いん石を)どこにどうするかはまだ最終的に決めていない」(自宅にいん石が落下 松本優さん)

 いん石はその後、公民館に展示され、およそ3か月間で1万人を超える見物客が訪れました。また「美保関いん石」にちなみ、地元の菓子店が「いん石まんじゅう」を販売し、売り上げ金の一部を町に寄付しました。

 あれから、およそ26年。いん石が落下した町を訪ねると・・・

 こちらは、いん石落下からおよそ3年後にオープンした「メテオプラザ」。美保関いん石をモチーフにして建てられ、フェリーターミナルなどを備えた複合施設です。その施設内には・・・

 「こちらが本物の美保関いん石です」(メテオプラザ 山形由香里さん)

 美保関いん石が常設展示されている施設には、年間およそ4万人が訪れています。そして、いん石が落ちたあの民家にうかがうと・・・

 「ちょっと丸くくぼんだ所にいん石が当たって、えぐれた跡」(自宅にいん石が落下 松本優さん)

 「そのままにしている?」(記者)

 「26年間そのままの状態」(松本さん)

 壊れた家の一部は当時のまま。今でも見学に訪れる人たちのために残されていました。

Q.当時来られた方は多かったですか?

 「それはもうすごかった。1週間ぐらいは2・3時間しか寝かせてもらえなかった。1人でもいいから、宇宙に興味を持ってくれる子どもが育ってほしい」(自宅にいん石が落下 松本優さん)

 26年前届いた宇宙からの贈り物は、次の時代も町の宝として受け継がれていきます。

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更新日時:2月18日 13時02分

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