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観光客にも大人気、タイの名物に異変が・・・
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観光客にも大人気、タイの名物に異変が・・・

 タイ名物で観光客にも人気の“あるモノ”が大きく変わろうとしているそうなんです。

 タイの街を走る三輪タクシー「トゥクトゥク」が生まれ変わるかもしれません。リズミカルなエンジン音が名前の由来となっている「トゥクトゥク」。カラフルな車体は観光客に大人気です。

 「楽しい、観光客にはいいわね。エキサイティングな乗り物だわ」(カナダからの観光客)

 ただ、市民の間では批判もあるようです。

 「煙と臭いがすごいから空気を悪くするわ」(バンコク市民)

 「汚いし、うるさい」(バンコク市民)

 ガソリンや液化天然ガスを燃料としていますが、老朽化した車両も多く、走行中の排ガスや騒音を快く思っていない人も少なくありません。こうした声を受け、タイ政府が打ち出した政策が・・・

 「トゥクトゥクを電気自動車化すれば大気汚染を減らせるし、省エネにもなる」(タイ政府のアドバイザー)

 タイ政府は全国で走行中の2万2000台のトゥクトゥクを5年後の2022年までに、全て電気自動車「eトゥクトゥク」に切り替える計画を発表したのです。実現すれば、年間で2万トンの石油消費の削減につながるということです。すでに、「eトゥクトゥク」の開発を進めている企業もあります。

 「このeトゥクトゥク、非常に静かで振動も少なく、乗り心地は快適です」(記者)

 この試作車の場合、2時間半かけてフル充電すれば、80キロ走ることができ、1キロあたりの燃費はこれまでの半分程度に抑えることができるということです。

 「臭いなし、煙なし、音もなし。街を走る全ての車がこんなふうになったら、すばらしいと思いませんか」(「eトゥクトゥク」開発企業)

 タイ政府はeトゥクトゥクへの買い替えや改造を促すため、第1弾として最大で35万バーツ、日本円にしておよそ120万円の補助金を支給し、来年中に100台を切り替える計画です。突然の発表にドライバーたちは・・・

 「すぐに替えられないよ。運転して良かったら考える」(ドライバー)

 「充電に時間がかかる。どこで充電するの?もし途中で電池が切れたら?」(ドライバー)

 とはいえ、タイ国内の電気自動車の登録台数は、まだ、わずか67台。充電スタンドもほとんどありません。大雨や道路の冠水が多いため、故障の懸念も拭えません。また、独特のエンジン音がほとんどないため、「静かに走るのはトゥクトゥクではない」と物足りなさを指摘する声も。トゥクトゥクならではの魅力を残しながら、環境に優しい乗り物に生まれ変わることができるのでしょうか。

10月19日(木)のヘッドライン

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