2019年6月24日
[ 報道局編集部 水口康成 ]
ニジェールへの渡航には黄熱病予防接種証明書(イエローペーパー)の提出が必要です。以前は10年間有効とされていましたが、その後、1回の接種でずっと有効に変更されました。
しかしニジェールは10年有効の認識を変えておらず、期限切れの場合は、再度ワクチン接種する必要があります。 検疫所で医師の診断を受けると、黄熱病は最後の予防接種から10年経過しておらずOK。
ところが、この赤く塗られた国々は「髄膜炎ベルト」と呼ばれています。過去様々な予防接種を受けていますが、期限切れのものも多く、必要なワクチンを接種するのに1か月では終わりませんでした。
さらにマラリアの薬も…
(地図資料は日本検疫衛生協会パンフレットより)
水口康成(報道局編集部)
外信部、NEWS23、サンデーモーニングなど担当。
元従軍記者で、著書は「旧ユーゴ内戦の記録'91-'96」や「ボスニア戦記」など、このほか通信社や新聞社などに寄稿。
趣味:テラリウム
好きな食べ物:カイマックと蜂蜜を塗ったパン