現場から、SDGs 2030年の世界へ

2020年2月13日【大分放送】
スーパーボランティア尾畠さん、地元で海プラ清掃

スーパーボランティア、大分県の尾畠春夫さんが海岸でプラスチックごみの清掃に取り組み、活動の輪が広がっています。

2020年元旦、大分県の由布岳山頂で仲間たちとともに初日の出を拝んだ尾畠春夫さん(80)。

「立ち止まらない、振り向かない、座り込まないで、まっすぐ向いて歩きます、今年も」(尾畠春夫さん)

尾畠さんは、東日本大震災や西日本豪雨などの被災地で長年ボランティアに取り組んできました。去年はおよそ5か月間かけて地元・別府の海岸を清掃した尾畠さん。毎日のように漂着したペットボトルなどを拾い集めました。

「相当ごみが出るなと思いました。想像を絶しますね」(尾畠春夫さん)

活動は、テレビや新聞などでプラスチックごみが海の生き物たちの命を脅かしていると知ったのがきっかけでした。プラスチックごみは絶滅危惧種・ジュゴンの死亡原因の1つとなり、いま世界中で問題提起されています。

「次のジュゴンが犠牲にならないためにも、今こういう事をやらなければならない」(尾畠春夫さん)

活動の期間中、尾畠さんの姿を見た人たちが協力を申し出て、ボランティアの輪が広がりました。

「尾畠さんが1人で大変だと思って、応援しようと思った。プラスチックが世界的に問題になっているので、少しでもお手伝いできたら良いなと思った」(協力者)

尾畠さんは今後も海の生き物たちを守るため、海岸の清掃活動を続けていきたいと話しています。

「捨てる立場の人が拾う立場になれば、捨てる人はいない。捨てる人がいなければ、ボランティアをする人も必要ない」(尾畠春夫さん)