現場から、SDGs 2030年の世界へ

2020年1月13日【北海道放送】
温暖化対策訴える高校生に共感の輪

地球温暖化問題について、いま世界中の若者たちが行動を起こしていますが、札幌では高校生たちが取り組みを始め、共感が広がっています。

「気候は変えずに自分が変わろう」

気温マイナス3度の札幌。

「雪を守ろう」

「自然を残そう」

手には地球温暖化の問題を訴える段ボールのプラカードです。札幌の北星学園女子高校の生徒たちです。

「私たちが求めているのは政府の政策ではありません。みなさん一人一人が変わって、地球温暖化の対策を取ること」(高校3年 マット光さん)

きっかけはスウェーデンの環境活動家グレタさんでした。毎週金曜日に高校を休んで温暖化対策を訴え続けたグレタさん。その活動は全世界の若者に広まっています。

「正直、私は関係ないというか、『すごいことやってるな』と思って終わっていた。クラスメイトと話す機会があって、私たちにもやるべきことがあるのでは」(高校3年 マット光さん)

彼女たちは、いたって普通の若者。しかし…

人を動かすためには、まずは自分たちから変わること。プラスチックごみを出さない生活を心がけているといいます。活動は他にも…

「売る機会をどれだけ作るか」(北星学園女子高校の生徒)

「もう100枚作る?」(北星学園女子高校の生徒)

自家製のエコバッグをイベントなどで販売し、売り上げを全額、環境保護団体に寄付しています。

「日本人は(環境問題への)意識が遅れている。平和や環境問題に対する意識が広まればいい」(買いに来た人)

最初に街角に立ったのは10月。5人で始まった活動は、やがて学校や世代を超え、少しずつ輪が広がりました。

「頑張りましょう」

「すばらしいメッセージだ」(外国人)

会社帰りに参加する大人も…、別の学校の生徒が飛び込みで参加することも…。

「すごいなと思った。ひとごとではいけないなとの思いは強くなった」(別の高校の生徒)

「ここまでまいた種を潰したくない」(別の高校の生徒)

「下の世代に私たちの責任を押しつけたくない。“なんで大人はやってくれなかった”のではなく、今やって、次には渡さないようにする」(高校3年 マット光さん)

温暖化を止めるため、未来のため、活動はまだ始まったばかりです。