JNNプロジェクト“災害列島日本”

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2017年9月11日放送

ドローンで人命救助は? “被災地”宮城県の試み

 9月11日で、東日本大震災の発生から6年半です。被災地・宮城県では小型無人機、ドローンを津波の際の人命救助に活用しようという動きが始まっています。

 浮き輪をぶら下げて飛行するドローン。仙台にある空撮会社のパイロットの小野寺清美さんが、6日後の県の防災訓練を前に練習をしていました。

 その訓練とは、津波に流された想定の人を救助するもの。宮城県が防災訓練でドローンを使うのは初めてです。小野寺さん、要救助者めがけて遠隔操作で浮き輪を投下します。うまくいき、小野寺さんは手応えを感じていました。

 津波災害へのドローンの活用について、被災者はどう感じているのでしょうか。 6年前の東日本大震災では、実際に川を遡上する津波に流された人がいます。

 安倍淳さん・志摩子さん夫妻です。あの日、この川を漂流しました。東松島市の海沿いで会社を経営していた2人は、津波に襲われ川を7キロあまり遡上して消防に救助されたのです。

 実は安倍さんは水難学会の理事として全国の水難事故の原因調査も行っていて、津波災害時のドローンの活用には、しっかりとした準備やルール作りが必要ではないかと考えています。

 最新の技術で、より犠牲者を減らすにはどうすればいいのか。津波被災地でのドローンの活用に向けた取り組みが動き出しています。