JNNプロジェクト“災害列島日本”

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2017年8月28日放送

記憶をつなぐ…広島土砂災害 被災地の学校で「命を守る授業」

 77人が犠牲となった広島土砂災害から3年。被災地の小学校では、経験を風化させないために“土砂災害から命を守る”授業を始めました。

 広島市安佐南区にある緑井小学校です。2年生の児童が、地域の防災について学んでいます。

 授業のテーマは「土砂災害」。広島市が始めた、土砂災害に特化した防災授業です。

 3年前の8月、広島市の北部では、局地的な豪雨によって大規模な土石流が多発し、山沿いの住宅地を襲いました。小学校のある緑井地区にも大量の土砂や流木が流れ込み、多くの人が避難生活を強いられました。

 全国で最も土砂災害危険箇所が多い広島県。子どもたちに土砂災害が発生する仕組みを知ってもらって、避難の方法を正しく身につけさせることが授業の狙いです。2年生のクラスでは、土砂災害から命を守るためにはどうすればいいかを考えました。

(Q.大雨が降ったときどうする?)

(Q.避難所に避難できないときは?)

 教室での授業を終えた子どもたちは、地域の人から話を聞きました。

 毎日歩いているこの通学路も土砂と濁流に覆われました。

 学校や地域が一体となって、災害の記憶をつなぐための取り組みが始まっています。