【現場から、】西日本豪雨災害

【現場から、】2018年7月26日(木)

被災クリーニング店の奮闘

お客さんへの恩返しに奮闘するあるクリーニング店を追いました。 岡山県倉敷市に本店を構える「長尾ランドリー」。今回の豪雨で真備店が冠水しました。店は天井まで水に浸かり、クリーニングの機器はすべて使えなくなりました。

「何も考えられなかった。何から手を付ければいいのだろうと」(長尾博司専務)

ただ、大切な顧客から預かった衣類などは泥水をかぶったものの、流されずに残りました。レジも壊れましたが、顧客データは奇跡的に残っていました。社長の山本さんは、預かっていた品物を全て元の状態で戻す決意をしました。

「顧客データが全部残っているので、復活できた時にはご案内できるので。かわいがってもらっていたので、うちの店を。これからも続けていきたい」(山本正樹社長)

タグを頼りに持ち主を突き止めて、社長自ら、一点一点、泥を洗い流します。しかし、泥は簡単には落ちません。

「(泥は)水にも油にも溶けない。ドライ溶剤にも溶けない。手ごわいです」(長尾博司専務)

本店には、その後も泥をかぶった衣類などが持ち込まれ、店で預かっているものと合わせると、およそ2000点に上ります。作業が追いつかず、今は受け付けを休止していますが、めどが立ち次第、再開する予定です。

「私たちも一緒に頑張っていかなければならないと思っているので、一からにはなるかもしれないが、頑張っていこうと思う」(山本正樹社長)

客がいつでもとりに来られるように、最後の一点まで本店で保管する予定です。(7月26日22:39)

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