【現場から、】西日本豪雨災害

2018年7月26日(木)

直接被災ない広島・宮島で観光客が3割減

西日本を襲った豪雨は、直接被災していない観光地の客足にも影響を及ぼしています。広島の名所では夏の観光の目玉が中止に追い込まれました。

フェリーに乗ること10分あまり。日本三景の一つで、広島を代表する名所、宮島に着きます。世界遺産の厳島神社で知られる島。西日本豪雨で大きな被害はありませんでしたが、観光客は激減しているといいます。

「(観光客は)だいたい3割くらい落ちています(Q.今までこんなに落ち込むことはあったんですか?)ないですね」(「鳥居屋」佐々木雄三社長)

さらに25日は、夏の風物詩の中止も発表されました。宮島水中花火大会。毎年、島内や対岸におよそ30万人の見物客が訪れます。今年は来月25日の開催を予定していましたが、中止が決定しました。

「今年で46回目を迎える予定でしたけども(中止は)初めてです」(宮島観光協会・上野隆一郎事務局長)

原因は豪雨によるJRの線路の寸断です。
広島県では現在も山陽線の一部区間や呉線、山口県につながる岩徳線などで運転を休止しています。

宮島の花火大会では、多くの来場者に対応するためJRが臨時便を運行してきました。しかし、今年は線路の寸断で臨時便を使う車両を他県などから運んでくることができず、大会の中止を余儀なくされたのです。

宮島にあるホテル。客室から花火大会を観覧することができます。豪雨の後、およそ300人のキャンセルが出た分、花火大会に期待していましたがこれも中止。

「もう踏んだり蹴ったり。本当に宮島は大変」(「宮島ホテルまこと」梅林陽子常務取締役)

主催者側は、既に花火大会のうちわを5000枚製作していました。 夏休みの観光地に影響が広がっています。(7月26日18:04)

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