【現場から、】西日本豪雨災害

2018年7月16日(月)

愛媛県でみかんへの被害が深刻

亡くなった方が211人、行方が分からない方が21人に上っている西日本豪雨。各地の特産物にも大きな被害が出ています。全国有数の産地の愛媛県では、みかんへの被害が深刻になっています。

愛媛県宇和島市では、特産品が深刻な被害を受けました。宇和島市吉田町は「愛媛みかん」の発祥の地と言われています。集落を襲った濁流。吉田町では11人が亡くなりました。

山肌はあちこちで崩れ、日当たりと水はけの良さを求めて斜面につくられたみかん畑が大きな被害を受けたことがわかります。まるで荒野のようになった地面。宮本一成さん(51)の畑です。デコポンやポンカンなど500~600本の木が土砂に埋もれてしまいました。

「(Q.災害が無ければ作物の状況は?)かなり良かった。けっこう期待していたとこもあるので、ショックが大きい」(みかん農家の宮本一成さん)

黄色くなった果実。本来、この時期は青々とした状態ですが、枯れて変色してしまったのです。

「(Q.この木は何?)デコポン」(宮本一成さん)

こちらは黒く変色してしまっています。畑だけではありません。農作業用の道路や、みかんの運搬に使う機材も壊滅的被害を受けたのです。

「(Q.これが荷台で見えているのが車輪?)荷台の車輪です」(宮本一成さん)

苗木を植え直して収穫が安定するのに10年はかかります。先祖から受け継いできた畑を再建して息子に継がすのか、宮本さんは先の見えない不安に襲われています。

「死活問題というか、見極めるときなのかなと。私の代でしめようかというのも選択肢の一つ」(宮本一成さん)
(7月16日23:13)

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