【現場から、】西日本豪雨災害

2018年7月12日(木)

広島-呉間の通行止め解除、支援急ぐ

西日本豪雨の死者は184人にのぼり、依然61人の方が行方不明のままです。捜索が急がれる一方で、生活の場を奪われた方々に対する支援活動も進められていますが、被災地それぞれの事情が重なり、多くの壁が立ちはだかっています。

広島県坂町の小屋浦地区では8人の方が亡くなり、2人の方の行方がわかっていません。

天地川で土石流が起き、大阪の消防や警察も含め230人態勢で捜索しています。 そしてこの川の下流、現在、運休しているJR呉線の線路、そして奥に広島市と呉市を結ぶ最短ルート、国道31号線があります。土砂が流れ込み、災害発生以来、通行止めが続いていましたが、応急の復旧が終わり11日の夜に通行止めが解除されました。

12日の朝は通勤で広島市方向に向かう車や物資を積んだとみられるトラックなど多くの車が行き来していました。一部の区間には応急に整備されたもので、本来の国道にはまだ土砂に覆われた部分も残っています。完全復旧には、時間がかかりそうですが、被災地に必要な支援が届いたり、もとの経済活動や、生活を取り戻すのに確かな前進といえそうです。

「少しでも渋滞が緩和され、支援物資が呉まで早く届けばいいと思う」(付近の住民)
「今まで会えなかった身内が行き来できる」(付近の住民)

350人が避難している小屋浦の避難所にも、広島市内から国道31号線を通って昼食が届けられていました。一歩ずつ復興は進んでいます。(7月12日11:32)

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