【現場から、】西日本豪雨災害

2018年7月10日(火)

岡山・倉敷市真備町、新たに水が引いた地域も捜索

大規模な浸水被害に見舞われた岡山県倉敷市真備町では、予想最高気温は33度。立っているだけでも汗が噴き出すような暑さです。肌を刺すような日差しは路面に広がった土砂を乾燥させ、砂ぼこりとなって巻き上がります。過酷な環境の中、住民らは復旧作業に追われています。

衛生面にも不安が出てくる中、10日は避難場所となっている真備町の小学校に支援物資として畳が届けられました。住民の中には、畳を抱きしめて寝たいと話す人もいました。

一方、強い日差しも照りつける中、自衛隊や警察、消防の捜索は新たに水が引いた地域など範囲を広げて行われています。施錠されている住宅も含め、中に人が取り残されていないか、一軒一軒見回っています。

そんな中、こちらの住宅は1階部分がかなり上まで土砂が積もっています。高い位置まで水が上がっていたことが分かります。9日夜、この住宅から男性1人が救出されました。極端に生存率が下がるとされる災害発生から72時間を迎える中、消防隊員がめくれ上がった畳を乗り越え、2階に避難していた男性を救出しました。親族によりますと、男性は衰弱していたものの、命に別状はないということです。

自衛隊や警察、消防などは今も救出を待つ人が残されている可能性があるとして、活動を続けています。(7月10日11:35)

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