【現場から、】西日本豪雨災害

2018年7月10日(火)

広島市安芸区で新たに男児とみられる遺体

記録的豪雨の犠牲者の数は平成になってから最悪となっています。JNNのまとめでは、死者、心肺停止、行方不明の数を合わせると200人を超えています。

広島市安芸区矢野東の団地では3人が死亡し、7人が行方不明となっています。こちらでは9日、新たに男の子とみられる1人の遺体も見つかっています。

住宅は完全に押しつぶされ、中が見えてしまう状況になっています。さらに、巨大な岩が至る所に散乱していて、土砂崩れの衝撃の強さを物語っています。車も家にめり込んでしまっている状況です。電柱も倒れていて、電柱がトラクターを真っ二つにしてしまっているような状況です。

広島県内ではこれまで54人が死亡、6人が心肺停止となっています。さらに52人の安否が分かっていません。広島市の10日の最高気温は33度となっており、炎天下で懸命な行方不明者の捜索活動が続きます。

一方、3人が死亡した安佐北区口田南では、住民とボランティアたちが住宅地に流れ込んだ大量の土砂や岩などの撤去作業を行っています。

「(被災者は)肉体的にも精神的にもしんどいと思う。人の数が全然足りない、動ける人が動いた方がいい」(ボランティア)
「指揮系統が機能していないので、まだ無駄があると思う」(ボランティア)

多くの人が行方不明のままで、被害の全容も見えない中、被災地では生活再建に向けた動きも始まっています。(7月10日11:32)

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