現場から、海を殺すな プラスチック汚染

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2018年6月10日放送

G7でプラスチックごみ問題協議も日本署名せず

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カナダで開催されていたG7=主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。

現在、年間800万トンにもおよぶプラスチックごみが海に捨てられていて、漁業活動や生態系にも大きな影響を及ぼすことが懸念されています。

G7の拡大会合は6月9日、この問題について協議し、「プラスチックごみの問題は世界全体の課題として対処する必要がある」と指摘した上で、海洋保護と持続可能な漁業の実現、沿岸部のコミュニティへの支援などを各国に促す「海洋プラスチック憲章」をまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。

日本政府関係者は「プラスチックごみを減らしていく趣旨には当然賛成しているが、国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」としています。

プレスセンターの付近では各国首脳のマスクをかぶった人たちによる抗議活動が行われ、G7は環境問題に対する取り組みが不十分だと批判しました。

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