【現場から、】なくせ!危険運転

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2018年6月27日 放送

危険運転の受刑者、免許取り消しなく出所か

警察のミスがあったのか? 新たな問題が浮上しました。悪質な交通事故に適用される危険運転致傷罪で刑務所に服役した受刑者が、取り消されるはずの運転免許証を持ったまま出所した疑いがあることがJNNの取材でわかりました。

危険運転致死傷罪は1999年、東京の東名高速で飲酒運転のトラックにより幼い姉妹が亡くなった事故がきっかけで作られました。飲酒運転や信号無視など悪質・危険な死傷事故に適用され、最大20年の懲役刑を科すことができます。有罪となれば、運転免許も取り消される危険運転致死傷罪。ところが…

危険運転致傷罪で服役した受刑者が、取り消されるはずの運転免許証を持ったまま出所していた疑いがあることがJNNの取材で明らかになりました。出所していたのは2013年から2015年の間に刑が確定し、長野刑務所、松本少年刑務所、福岡刑務所に服役していた3人です。

警察が何らかのミスで免許取り消し処分を行っていなかった疑いが出てきていて、問題はこの3人以外にも広がる可能性があります。

「危険運転」の罪に問われた事故で娘を亡くした男性は…
「腹立たしい気持ちになる。結局は服役が終わって出て、すぐに運転して出歩くことが可能なことなので、もし遺族が見たらどう思うのかということですね。絶対にあってはならないことです」(危険運転の罪に問われた事故で娘を亡くした男性)

なぜ、こんなことが起きたのでしょうか。交通事故の捜査を行う担当と免許の取り消しを行う担当の間で、連絡ミスが生まれた可能性もあると指摘する専門家もいます。

「大問題だと思います。行政処分(=運転免許の取り消し)と刑事処分(=捜査)は全く別なのです。(捜査では)被疑事実の立証することだけ考えて捜査しているわけで、その人の免許を、どうのっていうのは、おそらく交通事故捜査をやっている方はほとんど考えていないと思う」(元千葉県警交通捜査官・熊谷宗徳氏)

警察庁は「現在、刑務所を所管する法務省に確認している」としています。


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