【現場から、】なくせ!危険運転

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2018年6月6日 放送

最新映像解析で「速度」検知

東名夫婦死亡事故をきっかけにドライブレコーダーが急速に普及していますが、映像から車のスピードなどを解析する技術が開発され、交通事故の分析につながっています。

これは事故が起きる、まさにその瞬間の映像です。一瞬の出来事をとらえた決定的な証拠ですが、映像を読み解くには高度な技術も必要になります。

東京都内のこの場所で起きた死亡事故でも、ドライブレコーダーの鮮明な映像が残っていました。その映像がこちら。自転車の70代男性が交差点を渡ろうとしますが、乗用車にはねられ、その後、男性は死亡しました。この映像があったにもかかわらず、保険の支払いを巡ってトラブルが起きました。車の運転手側は“過失は6割にとどまる”と主張したのです。

「保険会社経由で、4(対)6。父親が過失4割、向こうが6割と」(父親を事故で亡くした男性)

ポイントになったのは、車が制限速度の40キロを超えていたかどうか。車の運転手は制限速度を守っていたと主張しました。

実は、車の正確なスピードを映像から割り出すことは簡単ではありません。ドライブレコーダーに使われている広角レンズは端の部分になるほど、ゆがみが大きいのです。通常のテレビカメラと比べると、建物などの見え方が大きく異なります。このため、映像から車が移動した距離を正確に推定することが難しいのです。

こうした中、横浜のベンチャー企業がレンズのゆがみの影響を精密に計測し、正確な速度を割り出す技術を開発しました。

「映像に映る規格の決まった大きさのもの。例えばナンバープレート、横断歩道といった道路標示が、どのくらいで写っているのかというところで、距離を算出しています。既に撮られた映像から距離角度を測定するのは、私が知るかぎり弊社の特許だけです」(ジェネクスト 笠原一社長)

この会社の存在を知った男性は、映像の解析を依頼。その結果、車のスピードは時速50キロ前後。制限速度を超えていたことが証明され、車側の過失がほぼ全面的に認められました。

「父親が1割で、相手が9割という形で結果終わりました」(事故で父親を亡くした男性)

東名夫婦死亡事故をきっかけに普及が進むドライブレコーダー。事故の真相を明らかにするために、最新の映像解析技術に注目が集まっています。


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