【現場から、】なくせ!危険運転

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2018年1月25日 放送

あおり運転に「怒り抑制」授業、米・加州の再犯防止策

あおり運転で事故を起こした人に対する再犯防止対策について考えます。アメリカ・カリフォルニア州では怒りの感情をコントロールする授業を受けるよう、裁判所が命じることができるんです。

アメリカ・カリフォルニア州の高速道路。黒色の車が横並びになって、あおり運転を続けています。そして、一気に追い抜くと…。急に高速道路の真ん中で立ち止まりました。すると、突然…。アメリカでも多発するあおり運転。些細なトラブルが大きな暴力事件に発展することもあります。特に深刻なカリフォルニア州では、こんな取り組みも行われています。

「本日は参加してくれてありがとう。皆さん、教科書は持って来たかな」

これは、「アンガー・マネジメント」という授業の様子。参加しているのは、怒りの感情が抑えられないと悩む人たちです。

「この授業に来るのに毎回シャトルバスを使おうとするけど、(バスが)遅れたり、運休したりで遅刻するかと思うと、気が狂いそうになるの」(参加者)

カリフォルニアでは、このアンガー・マネジメントをあおり運転の再犯防止対策に活用していて、この学校の受講者の3人に1人が、あおり運転で事故を起こした人たちだといいます。

「もし自分が怒りにのみこまれてしまうと、物事がはっきり見えなくなったり、誰かに危険を及ぼしたりする可能性があることを、今日の授業で学びました」(参加者)

カリフォルニア州の道路交通法では、あおり運転をして事故を起こした違反者に対して、怒りを抑える授業を受けるよう課す条文があるということです。

あおり運転で事故を起こした違反者には授業を受けるよう、裁判所から命令が出されるのです。従わずに欠席を続けると…

「裁判所の命令違反となると、保護観察が取り消され、収監されます」(アンガー・マネジメント学校「アンダーソン&アンダーソン」講師 ハイロ・ウォングさん)

去年6月の東名夫婦死亡事故。起訴された男が事故の直前、被害者の夫婦から注意を受け、逆上したことが発端でした。

「やっぱり、カチンとくるけん、人間やけん」(石橋和歩被告〔去年〕)

 講師の男性は「怒りをコントロールできない人は運転をすべきではない」と話します。

「あるトラック運転手がアンガー・マネジメント講習を受けに来た。その結果、彼は自分は交通渋滞には耐えられないことを理解した。そして転職した。彼にとって心の健康を保つのに一番いいのは運転をしないこと」(アンガー・マネジメント学校「アンダーソン&アンダーソン」講師ハイロ・ウォングさん)


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