【現場から、】なくせ!危険運転

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2018年1月23日 放送

米・加州では非警察組織が「迅速免停」

アメリカの取り組みです。あおり運転が社会問題となってきたカリフォルニア州では、悪質なドライバーに対し、警察ではなく、別の組織が迅速に免許停止などの処分を下しています。

去年6月、カリフォルニア州の高速道路で起きた事故の映像です。バイクの人物が乗用車を蹴り、今度は乗用車がバイクに向かってハンドルを切ります。しかし、そのはずみで、中央分離帯に激突。乗用車はコントロールを失い、別の白い車も巻き込む大事故になりました。

あおり運転は、アメリカでも「ロード・レイジ」と呼ばれ、大きな社会問題となっています。

「全米で80%近くの人が、ロード・レイジにあったと答えているんです」(アメリカ自動車協会広報官 ダグ・シュペさん)

大都市ロサンゼルスを抱え、特にロード・レイジが深刻なカリフォルニア州。事故に至っていなくても、ロード・レイジにあたる行為が見つかれば、免許停止などの処分を厳しく行っていますが、それだけではありません。警察とは異なる独立した専門機関が、「より迅速に」処分を下しているのです。

「ある人が安全に運転できないと分かったとき、裁判のために半年待つことなど不可能です」(DMV元職員(元審査官) ダレル・キッドさん)

こう話すのは、DMVと呼ばれる組織の元審査官です。DMVは日本でいえば、陸運局にあたる組織ですが、カリフォルニアでは警察ではなくDMVが、免許の停止や取り消しを行っているのです。日本では通常、警察は刑事事件としての捜査が終わるのを待ってから、免許停止などにあたるかどうかを判断することが多いとされています。しかし、DMVは、警察から事故発生の一報を受け取ると独自に調査を行い、免許停止に当たるかどうかをすみやかに判断します。刑罰ではなく、免許に関する判断のみを行うため、100%の立証は必要ないといいます。

「このプロセスは、警察の捜査から裁判に至る刑事手続きとは、別のものです。運転免許だけを我々が単独で管理し、危険な運転に対して迅速で効率的な対策を取ることが目的です」(DMVディレクター(広報官) ロバート・サマーティノさん)

去年6月の東名夫婦死亡事故。この事故が起きる1か月前、石橋和歩被告は3件の交通トラブルを起こし、警察が捜査を始めていましたが、事故を防ぐことはできませんでした。石橋被告は、起訴された今も免許を持ったままです。


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