【現場から、】なくせ!危険運転

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2017年12月8日 放送

東名事故の2か月後にも「あおり運転」

危険な運転の実態に大きな衝撃が広がった東名高速の夫婦死亡事故で、新たな事実です。

起訴された男はこの死亡事故の2か月後にも危険な運転による事件を起こしていたことがわかりました。

Q.なぜ追いかけていった?
「やっぱり言われたら、こっちもカチンとくるけん」(石橋和歩被告)

逮捕直前、JNNの取材にこう話した福岡県の建設作業員、石橋和歩被告(25)。

今年6月、神奈川県の東名高速で起きた夫婦死亡事故。石橋被告が行った危険な運転の実態が、大きな衝撃を与えました。石橋被告が、夫婦が運転するワゴン車を追いかけ、高速道路上の追い越し車線に無理やり停車させた結果、後続の大型トラックが追突する事故になっていたのです。逮捕時の容疑は過失運転致死傷でしたが、「過失」という容疑には遺族からも強い反発があり、横浜地検は法定刑の重い、危険運転致死傷の罪で起訴しました。

「うれしくなってね、絶対そっちにいかないと思った」(亡くなった萩山嘉久さんの母親〔今年10月〕)

そして8日、新たな事実がわかりました。石橋被告は東名の事故から2か月後の今年8月にも、危険な運転による事件を起こしていたのです。

「こちらの道路制限速度は70キロ、ここで石橋被告は無理やり、男性が運転する車を停車させたということです」(記者)

現場は山口県山口市にある片側二車線の国道でした。石橋被告は、東名の事故で自分の車が大破したためか、このときはレンタカーに乗っていました。8月21日午後0時半ごろ、石橋被告は40代の男性が運転するワゴン車を追い抜いて前方に入りますが、直後に減速。危ないと思った男性は、クラクションを鳴らします。ところが、怒った石橋被告はさらに危険な運転をエスカレートさせていきました。ワゴン車を後ろからあおったり・・・。前に割りこんだりして、ワゴン車をあわせて3回も無理やり停車させたのです。

最後には、男性のそばに寄り、こう怒鳴りつけたといいます。

「降りて来い」
「出て来い」

男性はここで110番通報しました。警察は、この件についても捜査を進め、強要未遂の疑いで横浜地検に追送致しました。

「絶対運転させちゃだめじゃん。免許取り上げてないの? すぐ(免許を)取り上げないと、1回でやめないんだから」(亡くなった萩山嘉久さんの母親)

石橋被告は、このほかにも東名の事故の1か月前にあたる今年5月に山口県内で、あわせて3件の交通トラブルを起こしています。このうち1件について横浜地検は7日、相手の車のドアを蹴って傷をつけた器物損壊の罪で追起訴しました。交通事故と法律の問題に詳しい専門家は、悪質なドライバーへの対策を強化すべきだと話します。

「あおり運転や迷惑行為がいかに危険で重大な犯罪行為か、総合的に重罰化とか運転免許の停止、取り消しも使うし、広報・教育も必要だと思っています」(同志社大学法学部・川本哲郎教授)


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