今週の一筆
【画像】
【画像】

12月08日の放送

希望の党は与党の補完勢力ではありません! 政権を目指します!

希望の党 玉木雄一郎 代表

対談を終えて

 今回のゲストは、希望の党代表の玉木雄一郎さん。まずは希望の党について。

 「ひとつは厳しい選挙を勝ち抜いてきたつわもの揃いだということ。それに非常に若い。平均年齢49.4歳で私も48歳。新人も9人当選し、いい人が集まっている。時間がかかるとは思うが、これからの日本にとって必要な政策・改革をじっくり推し進めていく政党にしたい。どう意見を集約していくのか、ガバナンスの問題が大事。規約の見直しに着手している」

 地方組織をどうする? 「引き抜きとか陣取り合戦をしていては、結局、与党を利するだけ。地方が一番動きやすい関係を作ることが大事。県連、支部長、場合によっては民進と共同で作っても良いし、地域の特性を活かせる組織を柔軟に作りたいですね」

 連合とは? 「今朝(6日)も話をしましたが、連携が必要というのは同じ意見。働くもののための政策を推進する立場からフォーラムを作られるそうですが、我々も歓迎したい」

 他の野党とは? 「どことどこがくっつくとか、永田町の論理が飛び交ってますが、政党として大切なのは国民・有権者の声にどう向き合うか、ということ。今国会、モリカケ問題も厳しく追及しましたが、そのほかにも身近な教育・高齢化に伴う医療・介護・年金、農業問題等、たくさんの問題も取り上げたい。時間が足りなさすぎて散漫になってしまいましたが、来年は・・・」

 野党連携と言えば、共謀罪廃止法案提出への参加を見送ったが? 「いや、公文書管理法の改正案はウチの後藤議員が中心になって早くからまとめていて、他党がそれにのって共同提出しました。共謀罪については、問題のある法案なのでじっくり腰を据えて議論をする必要があります。もう国会が終わるので、単に出すだけのパフォーマンスだけではいけない。個別の犯罪行為について見ていかなければ。だからじっくり議論をして、必要あれば通常国会で対案を出そうと思っています」

 憲法も議論が分かれそうだが? 「これも幅広い議論が必要。憲法は最高の法規だから『安倍政権だから議論しない』というのはおかしい。今、党内で議論を始めたのは『国と地方の在り方』。地方分権をきちっと書くべきだ。9条に自衛隊を書き込む、という安倍総裁案については異論ある。憲法には日本の自衛権については何も規定がない。だから解釈でいかようにも幅が変えられる。平安法がまさにそれ。だから時の権力を縛れるように、平和三原則や専守防衛に基づいて、憲法に自衛権の範囲、条件、役割などをキチッと書き込むべきだと思う。これは2013年に枝野さんが発表した私案に通じる。一言一句変えない、というのは本当の意味での立憲主義とは言えないのでは。いずれにせよ、まず自民党内をまとめ、公明党との議論もまとめてほしい」

 自民党の補完勢力と言われないか? 「補完勢力になる気は全くありません。あくまでも政権を目指します。明日、政権を担っても受けられるような政策を掲げたいと思っています。外交・安保は現実的に。身近な問題については具体的に。与党はどうしても目の前対応になる。希望は幸い野党第二党ですから、じっくりと腰を据えて、もっと先のことを見ながら構造的な問題として捉えて、具体的に政策を出していきたい。野党の政務調査会はとかく反対するための政策作りに陥りがちですが、希望の党では、政調をこういう未来をにらんだ政策を作る場に衣替えしています」

 来年の通常国会はどう対応? 「論戦をしっかりやる国会にしたい。その意味で問題なのは、今年一回も党首討論がなかったこと。働いている人も、子どもも見られるようなゴールデンタイムに、週に1回くらい、党首討論をやったらいいと思う。政治への関心が高まると思いますよ」

 来年の抱負を聞いたら、「漢字で言えば『正』。正々堂々と議論していきたい!」という玉木さん、時間があったら、自転車で身体を鍛えて「戦闘能力を高めたい!」のだそうだ。

【画像】

川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(TBSニュースバード)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:12月8日(金)23:00/12月9日(土)9:30/12月10日(日)0:30