今週の一筆
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06月09日の放送

子どもたちがしっかりした大人になるためにみんなで手を貸そう!

自民党 御法川信英 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは衆院財務金融委員長の御法川信英衆院議員。「国会議員向け・世界一大きな授業」の世話人をしていらっしゃるので、その話から。そもそも「世界一大きな授業」とは?

 「世界には教育を受けられない子どもたちや、大人でも字の読めない人、書けない人がおよそ8億人いるといわれています。結果、仕事に就けない等の悪い影響がたくさん出ています。そこで、100以上の国で、ほぼ同時期に、子どもたちと一緒に『教育の大切さ』を考える授業をしようというもので、もう15年間開催されています。日本では、その一環として、この『国会議員向け・世界一大きな授業』を毎年議員会館で開催しています。学生が先生役を務め、我々政治家が生徒になって、授業をやるんですよ! 世界の実情を学生達が勉強してきて我々に教える。改善するためにはどういう政策が必要なのか、実効性を持つためにはどうすれば良いのかを、政治家にもわかってもらおうというわけです」

 具体的にはどんな授業? 「具体的な実情説明の他に、今年は『間違えたことを教える先生を養成しちゃいけないよね』ということをやりました。私が先生役になって間違った分数の解き方を教える。子どもは先生のいうことを聞かなくちゃならないから、そのまま覚えて大人になって困ったことになる。文房具や建物と同様に、先生の養成というのも大事な仕事なんだってことです。それからもうひとつ。先生役の学生達にいわれた言葉は『みんなは魚をくれることを望んでいるのではなく、魚の釣り方を教えて、と思っている』。つまり、もちろん建物等は必要としても、それを運用するノウハウが非常に大切だ、ということです。こんなふうに子ども達のために、息の長い援助をしていきたい。今、国連では2020年まで『持続可能な開発目標』を立てていて、教育はその重要なひとつの柱なんですよね」

 ユニセフ(国際連合児童基金)議員連盟副会長でもある御法川さん。先日、レーク本部事務局長や黒柳徹子さん(親善大使)を迎えて総会を開いたとのこと。

 「ユニセフって国連の中で日本人職員の割合がおそらく一番多いんじゃないんでしょうか。皆、大変熱心です。私たち政治家も、今以上に政府支援を増やそうと活動したり、海外の状況を実際に見に行ったりしています」

 何故、こういった活動を? 「コロンビア大学院時代や外務大臣政務官時代に、NPOなどこういった分野で活動している方々とご縁ができまして。日本は人口減少問題がありますが、海外では逆に人口が増え続けている。ということは当然、子どもも増えているわけで、その子どもたちがしっかりした大人になるための基礎を作ってやるべきだ、と思っていますから」

 ちなみに、今話題の教育費無償化の財源を聞いてみたら、元財務副大臣らしく、税でまかなうのが筋だと思うという答えが帰ってきた。

 まもなく拡大麻生派に入るというのでその理由を聞いてみた。
 「もちろん、人間関係もありますが、私、ずっと財政金融関係をやっていましたから、この4年間、財務大臣として日本の財政の舵取りをしてきていらした麻生さんのところに、というのはありますね」

 安倍一強で、ものが言えないから大麻生派を作る? 「いや、今でもけっこうものを言ってますけどね。でも麻生さんも党内議論を活発化させるため、とはおっしゃっています」

 地元は花火師の競技大会で有名な秋田県大曲なので、今日は銀鼠色の地に花火デザインのネクタイで登場なさった御法川さん。趣味は? と伺ったら、「仕事が趣味!と言ったらひんしゅく買いますね。でも本当に時間がないんです。本を読みたいと思っても結局、国際関係の本だったりして…そうだなあ、映画も好きですよ。昔の白黒映画は特に。あ、イタリア映画の『ライフ・イズ・ビュ−ティフル』は良かったなあ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:6月9日(金)23:00/6月10日(土)9:30/6月4日(日)0:30