今週の一筆
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10月09日の放送

国交省では知財プロジェクト推進!

自民党 鈴木馨祐 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは、国交大臣政務官の鈴木馨祐さん。まずは大筋合意となったTPPについて。

 「選挙の時、TPP推進を訴えてきましたから、農業関係の推薦もなかったんですよ。これからの日本経済を考えると唯一の選択肢だったと思います。農業だってピンチと考えるかチャンスと考えるかで今後が大きく違ってきますよね。それから、オバマ大統領が『中国には世界経済ルールを書かせない』と言いましたけれど、自分たちで新ルールを作ったということは大きなポイントです。例えばアメリカとベトナムの交渉。ベトナムは共産党一党支配・沢山の国有企業等々、中国と似た国です。今回、そこと入札・知財等々の交渉で結果を出した。これは今後経済圏を広げるときに、中国はじめ他の途上国との交渉に教訓となると思いますよ」

 「日本が島国でなくなった初めての10年」という言い方を最近は良くするそうだ。

 「安全保障だって昔は海に守られていた。しかし今は、ミサイル開発などで大丈夫とは言えなくなった。経済もヒト、モノ、カネがボーダレスに移動する。日本も世界の国の一つとして動かなければならない時代になっているんですよ。しかし、それに我々の気持ちがついていっていないのも実情。ただ、先日、都市インフラのワークショップでウズベキスタンに行ってきたんですが、日本に対する期待は大きい。日本は長所が沢山あるんです。例えば、鉄道技術そのもの以外に、運行システムとか地震対策とか。低価格競争だけでは負けてしまうが、それを補うモノ沢山あります」

 国交省で鈴木さんが力を入れたのは何と知的財産。「え?経産省の担当じゃないの? と言われますけど、実は国交省にもあるんですよね。例えば海外に高速鉄道を売り込む時、安全性の国際基準を、EUやアメリカや中国ではなく日本基準を採用してもらえれば、入札要領に描き込まざるを得なくなるわけですから、その分、日本が有利になる。しかし国際基準に採用されるためにはオープンにしなければならない。するとコピーされたり、まねされたりする。そのために前もって知財にプロテクトをかけておかなければならない。ところがせっかくいい特許や技術などを持っていても、地方の中小企業などは、そのための力もカネも無い。だからそこは政府で支援しようというものなんです。そのためのプロジェクトを今進めています。国交省も知財新時代ですね! それから、今や、政府が丸抱えで何かをする時代ではありません。規制緩和・減税・そしてこの知財・ルール作り、外国政府と日本政府の交渉、こんなところに今後は力を入れるべきです! もちろんオリンピック・パラリンピック、復興、補修、国交省にとって作るモノはまだまだあります。でもこれからはそれを作ることによって生産性が高くなるかどうか、それを判断してからモノを作る、というのが今の国交省の流れです!」

 改造をした安倍政権、河野太郎さんの入閣も期待できるが、何よりも麻生・菅・岸田・甘利と骨格が代わっていないことが大切だという。「『経済中心、改革志向、現実的な外交』と路線は絶対変えない、という強い意志を感じました。安倍総理のリーダーシップの結果だとおもいますね。私も政治家として、頑張る人の後押しをしたいですね!」

 夢は?と鈴木さんに伺ったら「そうだなあ、宇宙に行ってみたいなあ。外から地球を見てみたいんです。地球って本当に丸いのかなあ、なんて、実際に見てみたいですね!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(CS放送「TBS NEWS」)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:10月9日(金)23:00/10月10日(土)9:30/10月11日(日)0:30