今週の一筆
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03月01日の放送

民主再生は「再び地域から」

民主党 小川淳也 衆議院議員

対談を終えて

 今回のゲストは民主党・党綱領策定委員会事務局長の小川淳也さん。先日の民主党大会で了承されたが、地方を回るなどして多方面から意見を聞いて作り上げたとのこと。

 「まず総選挙の総括から始めましたよ。財源問題でウソをついたとか、外交で日本人の心を傷つけたとか政治主導と言ったって統治能力なかったとか、私も含めて民主党議員は有権者からありとあらゆることを言われました。自民党のある人からも『僕たちが3年間踏みとどまれたのは、土俵のまわりに知事・地方議員などの徳俵があったから』って言われた。僕たちにはないですものね。だから新聞広告に『再び地域から』と決意を入れたんですよ。でも、正直、今は茫然自失です。安倍政権はハネムーン100日間ですから何やってもムダだし・・・」

 もう一度結党時に帰って決意を示そうと、改めて綱領と党改革創生本部第一次報告をまとめた由。「60年続いたアカを落としてくれ、と国民は改革政党の民主党に期待した。しかしそれが不十分だったので『第二の青い鳥』と第三極に行ってしまった。反ナントカではなく誰のためにどんな政治をするか、もう一度理念・ルールの確立を目指そうというこという想いです。“地方組織の強化”“発信の強化”は同時に国民の声を聞いた政策を作り、それを有権者に理解してもらおうと言うことです」

 「綱領の方でも『私たちの立場』ということで、『働く者』を付け加えました。よく、連合が支援者だから入れたんだろうと言われますが、そうではなく、あえて言えば農協−農業者、医師会−患者と分けた時にどちらに立つか、ということ。その意味でリベラルだとか、中道だとか、穏健的保守だとか、古典的な色分けはやめようということになりました。『新しい公共』も行政へのお任せ主義ではなく、国民に当事者意識を持ってもらおうということです。経済成長も国民の幸福のためでなくてはダメ! 憲法も元はといえば国家権力から人権を守るためにできたもの。『変えればいい』とか、『護ればいい』というものではないですよね。国民の立場に立って考え、立憲していこう、ということなんです」

 今後どうするかと聞いたら「ある意味、民主は自民の砥石だった。安倍政権は反省して今のところ、うまくやってます。でも、これまでの選挙は300対100の議席数が繰り返されていたのが、今回はこの100がさらに50対50になってしまった。意見・価値の相違をどうまとめて一つにするか、正直難しいけど、これをやらなくては自民の永久政権になってしまいます!」。小川さんが政治活動を始めてからちょうど10年、節目の年だそうだが、今年は民主党をどう再生させるか、参院選を前にまだまだ仕事が沢山ありそう。

 時間があったらやりたいことは? と聞いたら、「相変わらずかもしれないけど、旅行と野球かなあ。小学校から大学までずっと野球をやってきましたから。でも去年の夏、久々高校のOB会で試合をしたら2回でもうグロッキー! 体力が落ちたのを実感しましたよ!」

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川戸 惠子 (かわど けいこ)

兵庫県姫路市生まれ。
東京都立日比谷高校卒業、お茶の水女子大学国語国文科卒業。


 アナウンサーとして東京放送(TBS)入社「お昼のニュース・スタジオ」(ラジオ)「ニュース・デスク」(テレビ)のニュースキャスター等を 務める。
 報道局政経部記者に異動後、自治・建設・国土・郵政省等を担当するかたわら、選挙本部で選挙番組を担当。
 その後、報道局政治部部長や解説委員等を経て、現在はTBSテレビ・シニアコメンテーターとして「国会トーク・フロントライン」(TBSニュースバード)のプロデューサー兼司会、選挙番組を担当。

この番組はCS放送「NEWS BIRD」で放送しています。
再放送:3月1日(金)23:00/3月2日(土)9:30/3月3日(日)0:30