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英、テロ犯厳罰化の議論再燃

 先週、ロンドンで起きたテロ事件の容疑者が仮出所中だったことを受け、イギリスではテロ犯の厳罰化を巡る議論が再燃しています。

 「犯人のウスマン・カーン容疑者は、ちょうどあの辺り、警官が立っている辺りで射殺されました。その前に、カーン容疑者は、こちらの建物の中で、犯罪者の更生プログラムに関する集会に出席、そこで襲撃を始めました」(記者)

 カーン容疑者は爆弾テロ計画の罪で服役中に更生への意欲を示し、電子タグを足につける条件で仮釈放されると、大学が運営する更生プログラムに参加。まさに、そのプログラムの集会で凶行に及びました。こうした経緯から、ジョンソン首相はテロ犯の仮釈放の廃止など厳罰化を主張しますが、これには賛否両論あります。

 「賛成ですね、街に出すべきじゃない」(厳罰化“賛成”)

 「刑の軽重の問題ではありません。情報収集や更生に予算をあてるべきです」(厳罰化に“疑問”)

 更生プログラムのコーディネーターをしていて、カーン容疑者に殺害されたジャック・メリットさんの父は、ガーディアン紙に寄稿。「ジャックは自分が立ち向かってきた憎しみの思想の存続に自分が利用されていることに、はらわたが煮えくり返る思いだろう」と述べました。

 テロ犯は半永久的に投獄しておくのか、社会の中で監視しながら更生させるのか、事件は重い課題を改めて突き付けています。

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更新日時:12月07日 11時02分

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