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【こどものチカラ】“紙のまち”から水引の魅力発信

 シリーズ「こどものチカラ」。今回は、紙の町として知られる愛媛県四国中央市からです。ご祝儀袋を彩る紙を使った伝統工芸品・水引の魅力を幅広い世代に広めようと奮闘する子どもたちをご紹介します。

 小学2年生から中学1年生までの4人の少女が夢中で作っているのは、生まれ育った四国中央市の伝統工芸品・水引を使ったアクセサリーです。

Q.お母さんたちも水引のアクセサリーをしている

 「娘の作品」

 年齢も学校も違う4人は母親同士のつながりで出会い、現在、「水引ガールズ」として活動しています。リーダーは中学1年生の村上真風羽さん(12)。小学校の文化祭で伝統工芸士から水引細工を教わり、アクセサリー作りを始めました。

 「できた時の達成感がすごい」(水引ガールズ 村上真風羽さん)

 水引細工と出会って6年。今では、1つの作品を20分足らずで完成させる腕前です。

 「一時期、学校に行けなくなったこともあったが、閉じこもらずにすんだのは水引のおかげかなと思う」

 実は小学校時代に半年ほど不登校だったという真風羽さん。その間も水引細工を通した出会いや交流が彼女を支えました。

 「水引が無かったら、仲良い子もそんなにいなかっただろうし、今もないと思うので結構、感謝している」(村上真風羽さん)

 「これは自分が自信を持てるところだというのがあったので、本当に心の支えになっていた」(母・智子さん)

 真風羽さんが中心となり、県内外のマルシェで販売したり、インスタグラムで作品を紹介したりと、活動の幅を広げている水引ガールズ。この夏休み中も・・・

 4人でワークショップを開きました。作って楽しむだけでなく、水引の魅力を広く伝えたいと考えています。

 「伝統のものを教えてくれるのは、すごく良い事だと思った」(ワークショップに参加した高校生)

 4人のみずみずしい感性に、師匠たちも期待を寄せています。

 「本当に元気をもらっているので、業界の人たちも伝統工芸士も本当に励みになって、私たちもありがたい限り」(伝統工芸士 今村八千代さん)

 人と人を結ぶと言われ、縁起物として親しまれている水引細工。仲間や地域のつながりを大切にしながら、少女たちは伝統工芸の新たな可能性を探り続けます。

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更新日時:8月22日 10時02分

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