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英 EU離脱めぐる与野党の協議が決裂

 イギリスで、難航するEU離脱の突破口を探るために続けられてきた政府と最大野党・労働党の協議が決裂しました。

 「メイ首相に書簡を送って、この協議は終わるべくして終わったと告げました」(労働党 コービン党首)

 労働党のコービン党首は17日、メイ首相に対して書簡を送り、「政策の溝が埋まらなかった」などとして、これ以上協議を継続しないと述べました。これに対して、メイ首相は「労働党がEU離脱を実現したいのか、それとも二度目の国民投票をしたいのかはっきりしなかった」と労働党を非難しました。

 メイ首相は、EUとまとめた離脱協定が議会で承認されない状況を打開するため、労働党と異例の協議を続けてきました。しかし、EUの関税同盟への事実上の残留といった労働党の方針との溝が埋まらなかったうえ、労働党もレームダック化しつつあるメイ政権との協議に意味を見出せなくなったことで、決裂に至ったものとみられます。メイ首相は6月上旬にEU離脱協定法案の最初の審議と採決を行う方針ですが、これで否決の公算がいっそう高くなりました。

 採決の後にメイ首相は自らの辞任のタイミングを発表するとみられます。次の首相を決める保守党の党首選には、離脱派のボリス・ジョンソン元外相らが出馬の意欲を示していますが、党首選は2~3か月かかるうえ、誰が党首になるかによって離脱方針も変わってくるため、イギリスのEU離脱の先行きはいっそう混沌としてきました。

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更新日時:5月22日 19時02分

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