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千葉・小4女児虐待、母親に懲役2年を求刑

 我が子への父親の虐待をほう助したとして起訴された女に、検察側は懲役2年を求刑しました。

 「名前は?」(裁判長)

 「栗原なぎさです」(なぎさ被告)

 16日、初公判に臨んだ千葉県野田市の無職、栗原なぎさ被告(32)。うつむいたまま入廷しました。なぎさ被告の長女で小学4年生だった栗原心愛さん(10)。学校のアンケートに悲痛なSOSを発していました。

 「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」(心愛さんが提出したアンケート)

 その叫びは届きません。起訴状によると、今年1月、真冬の浴室で父親の勇一郎被告から冷水のシャワーを浴びせられるなどの暴行を受け、死亡しました。なぎさ被告は、こうした虐待を止めなかったうえ、心愛さんに食事を与えなかったなどとして、傷害ほう助の罪に問われています。初公判で、起訴内容について問われると、なぎさ被告は数十秒、言葉を発しませんでしたが・・・

 「いかがですか?」(裁判長)

 「間違いありません」(なぎさ被告)

 起訴内容を認めたなぎさ被告。なぎさ被告は事件発覚までのおよそ1か月間、虐待の発覚をおそれて心愛さんを外出させず、「LINE」で心愛さんの様子を逐一、外にいる勇一郎被告に報告していたといいますが、検察側が明らかにしたその内容には・・・

 「心愛が勝手に部屋から出てきた。心愛が勝手に冷蔵庫を開けていた。ありえない マジで何様なの むかつくね」

 虐待を助長していたともとれるなぎさ被告ですが、亡くなる1か月ほど前・・・

 「勇一郎が心愛にスクワットをさせ、心愛がその場で倒れこむと、勇一郎は両手をつかんで引きずり回すなどし、倒れこんだところに馬乗りになった。勇一郎に『虐待だよ』と言うと、勇一郎は逆上、馬乗りになり、口に膝掛けを突っ込むなどされた」(なぎさ被告)

 自身も勇一郎被告からDVを受けたと主張しました。弁護側は、なぎさ被告の状況について、「虐待をしたくなかったが、勇一郎の支配下にあり抵抗できなかった」と主張しました。また検察側は、勇一郎被告がいないときに、心愛さんが生活について、なぎさ被告にこう打ち明けていたと明らかにしました。

 「毎日地獄だった」(心愛さん)

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更新日時:5月22日 19時02分

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