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記録的豪雨の被害拡大、死者89人に

 西日本を中心とした記録的豪雨の被害が広がりを見せています。気象庁が出した大雨特別警報は8日までに全て解除されましたが、午前7時現在、89人が死亡、少なくとも74人の行方がわからなくなっています。

 岡山県倉敷市真備町付近では、大雨から一夜明けても住宅地に流れ込んだ水が引かず、自衛隊や消防がヘリコプターやボートで救助活動を続けています。

 岡山県では少なくとも16人が死亡し、21人が行方不明になっていますが、水に浸かった地域では、確認が進まず、さらに増えるおそれもあります。

 夜通しの救助作業のため、いざというときに備え救急車が列を作って待機しています。2000人以上が詰めかけた避難所もあり、医師や看護師が見回って健康状態を確かめていました。

 「この辺までつかっていて、冷えきって寒かった」(避難している女性)

 まだ浸水したままの住宅も多く、元の生活に戻るには時間がかかりそうです。

 8日、広島県の海上自衛隊呉基地では、入浴支援をしている海上自衛隊の輸送艦に、江田島市民を乗せた揚陸艇が到着しました。

 広島県では広い範囲で断水が続いています。江田島市では全域で水の供給がストップしているため、対岸の呉市に拠点のある海上自衛隊が船で入浴の支援を始めました。住民たちは護衛艦や輸送艦の風呂が利用できるほか、洗濯をすることもできます。

 「断水が始まって、トイレも風呂も入れない」(利用した住民)

 広島県内では各地の道路が寸断されたため、物資の輸送が滞っています。コンビニやスーパーには、食料や飲み物が品薄になっているところも多くあります。また、土砂災害に巻き込まれた住宅では消防や警察による捜索活動が続いています。

 そして、8日の朝から午後にかけて大雨の特別警報も出された愛媛県では、県の災害対策本部のまとめでこれまでに21人の死亡が確認されていますが、依然、5人の行方が分からないままです。

 「今まで見たことがなかったので、驚きというか悲しい」(女性)

 肱川が氾濫し、街が水に浸かった愛媛県大洲市内のコンビニエンスストアでは、後片付けに追われていました。また、こちらの住宅は水が引かず、家族が2階で不安な夜を過ごしたということです。

 同じく、肱川の氾濫で5人が死亡した西予市野村町は、広い範囲が水に浸かり停電や断水が続いています。

 「車も全部流されて、家の中もこんな状態」(住民)

 愛媛県内はこれまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害への厳重な警戒が必要です。

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更新日時:7月16日 21時02分

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