
滋賀・米原市で竜巻か、8人けが
29日午後、滋賀県米原市で竜巻とみられる突風が発生しました。
これは、走行中の車のドライブレコーダーの映像です。遠くの空は明るく、晴れているように見えますが、次第に雨が強まっていきます。すると次の瞬間、画面右側から黒く渦を巻く竜巻のようなものが目の前を通り過ぎます。建物の屋根が吹き飛ばされ、破壊されるほどの威力。周囲のものを巻き上げながら電線に接触し、火花が散る様子も。警察などによりますと、午後2時ごろ、滋賀県米原市で竜巻とみられる突風が発生しました。
家の中から撮影された映像には・・・。フェンスは次々と風で飛ばされています。
「なんかめっちゃ舞ってる。板飛んでるやん。怖かったね」
「突風の影響でしょうか、こちらの住宅、見える限り、窓がすべてなくなっています」(記者)
窓はすべて割れ、室内のあちこちに物が散乱しています。これまでに飛び散ったガラスなどで男女8人がけがをしたということです。
「これは、どこから飛んできたかわからないトタン屋根の部分です。トタン屋根が電線にぶら下がっています」(記者)
「ジャーと(雨が)降ってきて、風がブワーと、1発やった風も。あれあれあれと思って見たら、あの屋根が飛んでいた」(住民)
「(物置が)逆の方向になってる。(Q.天井が下になってる)そう。75年ここに住んでるけど、初めて、こんなことは」(住民)
ドライブレコーダーが捉えた映像で、前を走っていた白い車は、倒れた屋根によって押しつぶされていました。上空から確認するかぎり、被害は住宅地の一帯に集中しているのがわかります。瓦が飛ばされたり、ビニールハウスが壊れる被害が出ているのが確認できます。
「被害のあった所がライン上につながっている。竜巻の特徴」(気象予報士 森田正光)
米原市によりますと、被害は住宅85棟に及ぶということです。なぜ突風が発生したのでしょうか。
「まず、梅雨前線がまだ日本海にある。太平洋高気圧が強まっていて、さらに南海上に台風7号があるが、ここからポンプのように湿った空気が入り込んでいる。両方がぶつかって上昇する。そこで雨雲が発達して、その下で激しい雨が降ったり、突風が起きたりする」(気象予報士 森田正光)
