日大のアメフト反則、「“やらない”は無い」コーチが念押しか

 アメリカンフットボールの悪質な反則の問題。反則をした日本大学の選手に対し、試合前にコーチが「やらないというのは無いからな」などと監督が指示した反則行為を念押ししていたと、日大の関係者が証言しました。

 18日に開かれた日大の理事会。広報によると、今回の問題は議題になっていないと思われるということです。そして、渦中の内田監督は常務理事でもありますが、出席したかどうかは明らかにされていません。

Q.本日(内田監督は)理事会出席されていた?

 「ちょっと分からない」

 アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の守備選手がパスを投げ終わった後の無防備な状態の関西学院のクオーターバックの選手に悪質なタックルをするなど反則を繰り返した問題。

 「非常に悪質なので、次の日か、その次の日に責任者が選手・保護者に謝罪するのが筋。同じ指導者としては受け入れることはできません」(関西学院大学アメフト部 鳥内秀晃 監督、17日)

 関西学院大学が17日、怒りの記者会見を行った後、日大ではミーティングがあり、コーチが選手たちに「監督は反則を指示したわけではない」と説明したということです。

 「雰囲気は良くなかった。個人的にはコーチが説明してくれて良かった」

 そんな感想を漏らす選手がいる一方で、日大の関係者によると、このミーティングでは複数の選手から「反則は監督が指示したのに、なぜ指示していないと、関学に説明したのか」と異議が唱えられたと言います。その「監督の指示」に関する新たな証言が・・・

 「やらないというのは無いからな」

 日大の内田監督が反則をした守備選手に試合前日、「1プレー目で壊してこい」などと指示していたという証言が既に出ていますが、この指示の後、試合当日にコーチが、「やらないというのは無いからな」などと指示を念押ししていたと、日大の関係者が取材に対し、新たに証言したのです。同様の証言は、日大アメフト部を去年退部した元部員からも出ています。

 「試合当日朝もコーチから、くぎを刺されたと言っていましたね。『もちろんやるやろ』っていうふうに」(日本大学アメフト部 元部員)

 現役の部員から聞いたという元部員は、こうも話しています。

 「内田監督が言ったことに対して誰もノーとは言えない。コーチも容認しているというか、コーチにちくったところで何もならない」(日本大学アメフト部 元部員)

 これは3度、反則を繰り返した後に日大の選手が退場する映像。コーチたちが出迎えていますが、叱責する様子は見られません。日大の関係者によると、あるコーチは反則した選手に退場後、こう声をかけたと言います。

 「監督の指示に従った結果、退場となったが、これをきっかけに、お前自身のフットボールに対する姿勢を変えればいい」(日大のコーチ)

 反則を容認するような言葉。日大は関西学院に対し、「指導者による指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質」と説明。責任者が近日中に直接謝罪するとしています。また、関東学生連盟は日大を除いた1部リーグの15校の監督からの要請を受け、真相究明のため外部の有識者による第三者委員会を設置することを検討しています。

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更新日時:5月25日 16時2分

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