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加計問題、文科省に訪問メール「今治市が官邸に来るとのこと」

 加計学園の獣医学部新設を巡る問題で、新たな事実が明らかになりました。

 加計学園の地元・愛媛県や今治市の担当者らが総理官邸を訪れたとされる2015年4月2日。内閣府から文部科学省に、こんな文面のメールが送られていました。

 「きょう15時に、今治市が官邸に来るとのこと」(メール)

 このメールが文科省内に印刷された状態で残っていたことが、関係者への取材で新たに分かったのです。陳情のために官邸を訪問する愛媛県側の予定が、省庁の担当者間で共有されていたとみられます。林大臣は17日の会見で、このメールの存在については「調査中」としました。

 一方、この訪問の際、当時の柳瀬総理秘書官が「首相案件」と発言したとする愛媛県作成の文書。愛媛県側が「文書が渡った可能性がある」とした文科省は、この文書の存在を調べていましたが・・・

 「見たことがある、または共有したことがあると答えた職員はおらず、存在が確認できませんでした」(林 芳正 文科相)

 調査の結果、「文書は見つかっていない」と発表。同様の調査をしていた内閣府も、文書の存在は確認できなかったとしています。

 柳瀬氏は「記憶の限りでは会ったことがない」と、自身が面会相手だったことを否定していますが、17日朝、このように述べました。

 「国会のご判断を踏まえて、誠実にお話しさせていただきたいと思います」(元首相秘書官 柳瀬唯夫 経済産業審議官)

 与党側は野党側に柳瀬氏の「参考人招致」を23日に実施することを提案していますが、野党側は発言に罰則規定がないとして拒否。引き続き、罰則規定がある証人喚問を求めていく方針です。

 こうした中、安倍総理は17日、その柳瀬氏を同行させ、日米首脳会談が行われるアメリカに向けて出発。

 「私自身が一つ一つの問題について責任を持って必ず全容を解明し、膿(うみ)を出し切っていく決意であります」(安倍首相)

 出発前、総理は、いわゆる森友・加計問題やセクハラ疑惑について自らの責任で「必ず全容を解明する」と強調しましたが、信頼回復への道筋は、見えていません。

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更新日時:4月23日 7時02分

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