
0分57秒
シリアの“後ろ盾”ロシア、関係国と連携強化
アサド政権の後ろ盾であるロシアは、アメリカなどによるシリア攻撃後に、関係国との連携強化を図っています。
タス通信などによりますと、ロシアのプーチン大統領とイランのロウハニ大統領は電話会談し、アメリカなどによるシリア攻撃を非難しました。その上でプーチン大統領は「今後、国連憲章を侵害する行動が続けば、国際関係は混乱に陥る」と懸念を表明したということです。
また、ロシアの議員団は15日、シリアの首都ダマスカスを訪れ、アサド大統領と会談しました。会談でアサド大統領はロシア訪問の要請を受け入れ、さらに、ロシアとの地域間協力を支持する姿勢を見せたということです。
アサド政権を支持するロシアに対し、欧米を中心に批判が上がる中、ロシアは関係国との連携を強化しています。