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国連の報道官、事実なら「人種差別主義者」

 アメリカ・トランプ大統領が、アフリカ諸国やハイチについて「便所のような国」と発言したとされる問題で、国連人権高等弁務官事務所の報道官は、「人種差別主義者としか言いようがない」と強く非難しました。国連の報道官によるアメリカ大統領の批判は異例です。

 「アメリカ大統領による、衝撃的で恥ずべき発言です。申し訳ないが、人種差別主義者としか言いようがありません。どこかの国、または大陸全体を指して“便所のような国”などと言い、白人ではないから移民として受け入れられない、などと言うとは、ありえないことです」(国連人権高等弁務官事務所の報道官)

 国連人権高等弁務官事務所の報道官は12日、スイス・ジュネーブでの記者会見で、トランプ大統領の発言について、「もし事実だとしたら」と前置きしたうえで、「人種差別主義者だとしか言いようがない」と厳しく非難しました。

 トランプ大統領は11日、アフリカ諸国やハイチ、エルサルバドルからの移民について「便所のような国から来た」と表現したと報じられています。発言について、報道官は「下品というだけではなく、人類の持つ醜悪な一面への扉を開くもので、権力者が使うと人種差別をあおり、多くの生命を奪いかねない」と強い懸念を表明しました。

 また、報道官は、トランプ大統領について、「メキシコやイスラム教徒など、特定の国籍や宗教のグループを中傷してきた。第二次大戦後、世界が努力して築き上げてきた普遍的価値に反する」と、これまでの言動についても批判。国連の機関の報道官が、アメリカ大統領を名指しして、このような強い言葉で批判するのは異例のことです。

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更新日時:1月18日 21時2分

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