3分51秒

ビットコイン 人気過熱の韓国、大臣「取引禁止」言及で・・・

 価格が急騰し、日本でも投資の対象として人気が高まっている仮想通貨ビットコイン。お隣の韓国では、あまりの過熱ぶりに大臣が「取引禁止」にまで言及し、波紋が広がっています。

 「寝ているだけで、朝起きたらお金が増えている。毎日」(投資家〔20代〕)

 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」は去年1年間で、20倍にまで価格が高騰。日本でも、投資をする人が100万人を超えたとみられています。

 「10万、100万、1000万、1億」

 しかし、その「バブル相場」に日本を越えた熱狂を見せているのが韓国です。

 「教授が目の前で授業しているのに、パソコンで仮想通貨の値動きを見たり、売買をしたりしている学生がたくさんいます」(韓国の大学生)

 あまりにも需要が高いことから、韓国でビットコインは、ほかの国よりも3割ほど高く売買されていて、「プレミアム相場」と呼ばれています。

 「韓国の大手取引所はさまざまな客層を取り込もうと、街角にも手続きができるコーナーを設けています」(記者)

 ブームの一方、財産のほとんどをつぎ込む人も出始め、国内の資金が「投機マネー」として流出することに社会の危機感も高まっています。この状況に韓国政府が選んだのは、「規制で封じ込める」という道でした。

 「仮想通貨対策に政府が乗り出しました」

 金融当局は、仮想通貨の売買に今月から実名制を導入したのに加え、新たに青少年や外国人による取り引きを禁止。警察や国税当局も複数の取引所を捜索するなど、全方位的な圧力を強めています。そして・・・

 「(仮想通貨)取引所の閉鎖を目標にしています。仮想通貨の取り引きは今、事実上、投機や賭博と似た様相だ」(韓国 パク・サンギ法相)

 11日、パク・サンギ法相が「取引所を介した取り引きを禁止する法案を準備している」と明かしたのです。仮想通貨をめぐる状況を「賭博に似た」と表現したうえで、「取引禁止」にまで言及しました。

 「法相の発言はきのう正午ごろだったのですが、チャートを見ますと、その後、一気に値を下げています」(記者)

 この発言が引き金となり「ビットコイン」は11日、対ドル相場で一時2000ドル近く急落。さらに、大統領府へは市民の反発が殺到し、法相の解任を求める請願が出される事態に。発言の影響に慌てた大統領府は、「取引禁止の法案は確定していない」と火消しに走っています。

 「(法相は)極端だと思います。残念です」(ソウル市民)

 「(日本や中国に比べ)私たちの国だけ規制が厳しいと感じます」(ソウル市民)

 一方、麻生財務大臣は仮想通貨をめぐって・・・

 「利用者保護とイノベーション(革新)のバランスをどうするかは非常に微妙なところで、なんでもかんでも規制すればいいとは思いませんので」(麻生太郎 財務相)

 法整備を背景に仮想通貨の「透明化」を進める日本とは対照的に、「締め付け」に舵をきっている韓国。仮想通貨の未来はどこへ向かうのでしょうか。

注目キーワード(クリックして記事一覧へ)

1月18日(木)のヘッドライン

TBS NEWS アクセスランキング

更新日時:1月18日 20時2分

ニュース番組ダイジェスト

1月18日(木)の国際ニュース

1月17日(水)の国際ニュース

1月16日(火)の国際ニュース

1月15日(月)の国際ニュース

1月14日(日)の国際ニュース

1月13日(土)の国際ニュース

1月12日(金)の国際ニュース

1月11日(木)の国際ニュース

過去のニュース