制裁決議めぐり、北朝鮮が非難も米に直接警告せず

 国連安全保障理事会で採択された新たな制裁決議に対して北朝鮮が反発しています。しかし、その口調は少々これまでのトーンとは異なるものでした。

 スイスで続いている北朝鮮とアメリカの非公式接触。

 「(Q.国連制裁についてコメントを)(ここでの会合が)終わったあとで」(北朝鮮 チェ・ガンイル 米州局副局長)

 こうしたなか、13日朝の国営メディアでは・・・

 「(制裁決議は)極悪非道な挑発行為の産物で全面排撃する」(北朝鮮外務省)

 国連安保理の新たな制裁決議に対し、「全面排撃する」と反発しました。さらに、核・ミサイル開発を進めていく姿勢も改めて示し、北朝鮮上空からの衛星写真では6回目の核実験が行われたのとは別の坑道で運搬車などが確認され、次の核実験に向けた準備の可能性があると指摘されています。一方で、発表では、これまでのようなアメリカに対する直接的な警告は影を潜めました。

 「我々が近いうちに行う方策が、経験したこともないような最大の苦痛をアメリカにもたらすだろう」(北朝鮮 ハン・デソン大使)

 制裁決議の採決直前には、声明で「アメリカに代償を支払わせる」などと述べていたのにもかかわらずです。

 「(今回の北朝鮮の発表について)今までの国連安保理の制裁決議に対する北朝鮮当局の反応の中では、最も低い形式です」(韓国統一省報道官)

 当初、アメリカによる草案にあった金正恩(キム・ジョンウン)党委員長個人への制裁などが見送られたことが理由だと分析する韓国の専門家もいます。

 「(新たな制裁決議は)非常に小さな一歩に過ぎず、たいしたことではないと思う」(トランプ大統領)

 しかし、アメリカのトランプ大統領は今後さらに強い手段をとる構えを示していて、米朝の応酬はとどまる気配がありません。

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更新日時:9月20日 9時2分

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