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小池都知事、「決められない」に反論

 7月の都議選に向け、自民党東京都連は19日、豊洲市場への早期移転を柱とする公約を発表しました。一方、小池知事は決められない知事という批判に対し反論しました。

 「非常に宙ぶらりんな段階になっているのは大変残念なこと。ぜひ早く再開していただきたいと考えています」(小池百合子 都知事)

 小池知事がこう述べたのは豊洲市場の土壌汚染対策を議論する専門家会議についてです。今月18日、汚染を環境基準以下にする「無害化」をめぐって紛糾し、途中で打ち切りになったのです。

 「無害化を約束しなければならないということは、私はできない」(専門家会議 平田健正 座長、18日)

 「無害化する、環境基準以下にするという約束で移転するという。そこが崩れてしまっては、じゃあ何を信用したらいいんですか」(築地市場関係者、18日)

 「無害化を約束できない」という平田座長の発言に市場関係者は猛抗議。会議は次回に持ち越しになりました。当初4月中に提言をまとめる予定だった専門家会議は6月以降も行われる見通しで、小池知事の移転判断の時期も遅れる可能性が出てきました。

 「ロードマップに従って一つずつ進めているところで、予定されていた専門家会議がまだ少し延びているという現状認識。ご同意いただけるような結論に総合的に決めていきたい」(小池百合子 都知事)

 「小池知事との争点になるかどうかは、小池知事のこれからの決断ですが、豊洲の早期移転、できるだけ早く移すと」(自民党 下村博文 都連会長)

 一方、19日、自民党は都議選に向けて公約を発表。その目玉政策として豊洲市場の早期移転を掲げました。

 「相当、決断・判断が遅れていることによって、都政が停滞しかねない問題もたくさんある」(自民党 下村博文 都連会長)

 19日の小池知事の定例会見では知事の決断に関して、こんな質問が飛びました。

Q.“決められない知事”という指摘を受けていたが?

 「これほど決めてきた知事はいないんじゃないでしょうか。自らのことを決め、スパンと決めるものは決め、例えば豊洲の問題などは中途半端に決めたから私は立ち止まった」(小池百合子 都知事)

 小池知事はこう述べたうえで、移転の判断に関して拙速にならないよう、改めて行政手続きに従っていくと強調しました。

 「今早く早くと言っている人たちは何か都合が悪い人たちなのではないか。もちろん早いに越したことはないが、拙速という言葉もあるので、私は一つずつ見ていきたいと思う」(小池百合子 都知事)

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