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上野のパンダ「シンシン」 来月上旬にも出産の可能性

 妊娠の兆候が明らかとなった東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」。上野動物園は妊娠していれば来月上旬にも出産する可能性があるとの見通しを示しました。

 今月18日、妊娠の兆候が明らかとなったシンシン。普段から飼育展示されている場所で、19日もおいしそうに好物の竹をほおばるなど、元気そうな姿を見せています。平日にもかかわらず、その姿を一目見ようと、多くの人が来園しました。

 「かわいかった!」(来園者)

 「(Q.パンダの赤ちゃん見てみたい人?)は~い!」(来園者)

 「元気なパンダが1頭でも日本に増えるといいなと思っている」(来園者)

 2011年にリーリーとともに来日したシンシン。当時、久しぶりだったパンダの来日に、上野動物園ではあっという間に人気者になりました。

 「パンダなどの動物を見て、勇気をもらいました」(来園した男の子、2011年)

 リーリーとシンシンは、今年2月に4年ぶりの交尾が確認されていて、ついに妊娠の兆候がみられたのです。地元、上野観光連盟の会長も喜びを隠しません。

 「シンボルですよね、神にも近いような。完全に妊娠しているとは言えない。動物なので、これだけが心配」(上野観光連盟 二木忠男 会長)

 日中友好のシンボルとして、パンダが初めて来日したのは今からちょうど45年前の1972年。ランランとカンカンは瞬く間に人気を博し、日本中が空前のパンダブームに包まれました。上野動物園といえばパンダ。 しかし、繁殖が難しいとされ、これまでに上野動物園で生まれた赤ちゃんはわずか4頭です。これに対し、和歌山県にある「アドベンチャーワールド」では17年間で16頭も誕生しています。

 「赤ちゃんパンダの名前は結浜(ゆいひん)です」(アドベンチャーワールド、去年9月)

 去年9月にも赤ちゃんパンダが誕生。徹底した温度管理や選び抜かれた新鮮な竹を取り寄せるなど健康維持がその秘訣だといいます。

 一方で、赤ちゃん誕生への期待が高まる上野動物園。過去には悲しい経験もありました。5年前、シンシンは初めての赤ちゃんを出産。この赤ちゃんパンダの誕生は上野動物園では1988年以来24年ぶり。地元は“パンダフィーバー”にわきました。ところが生まれてから6日後、母乳をのどに詰まらせた赤ちゃんは肺炎のため、死んでしまいました。上野動物園の副園長は、今回もしっかりと準備をしていくとしています。

 「初期の子育ては難しいが、しっかり準備して、子育てについても挑んでいきたい」(上野動物園 副園長)

 上野動物園は偽妊娠の可能性もあるとして、今後、注意深く健康状態や行動の観察をしていくとしています。

 シンシンは、5年前の出産では交尾の後101日で出産。今回も来月上旬には出産する可能性があるということです。今後は来園者から見えない場所にある「産室」にとどまる時間が長くなるとみられ、妊娠していれば5年ぶりの赤ちゃんパンダの誕生が期待されます。

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更新日時:5月23日 2時2分

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