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豊洲問題専門家会議 「無害化」めぐり紛糾

 豊洲市場の地下水から有害物質が検出された問題について、18日午後に開かれた専門家会議は、環境基準以下にする「無害化」をめぐって紛糾しました。

 「実現できなかったら誰の責任だよ。そこに座ってるヤツらの責任だろうが!」

 「とにかく豊洲ありきで話が決まってしゃべってる」

 傍聴する市場関係者らから怒りの声が飛び交う中、18日午後に行われた東京都の専門家会議。会議ではまず、先月行われた豊洲市場の地下水調査の結果が公表されました。

 「第9回(モニタリング調査)が0.79、79倍、再調査1.0、100倍だったものが、今回、引き続き100倍ということです」

 今年3月に環境基準の最大100倍のベンゼン検出が公表されたのに続き、先月の調査でも同じく最大100倍のベンゼンが検出されました。

 専門家会議では、追加の土壌汚染対策として、地下水を汲み上げて排水する地下水管理システムの機能強化や地下ピットの地面にコンクリートや特殊なシートを敷く案が示されました。東京都は、コンクリートを敷く場合、工期は8か月で工事費は35~45億円程度、汚染を遮蔽するシートを敷く場合、工期は1年10か月、70~80億円程度かかると試算しています。

 小池知事はこれまで、環境基準以下にする「無害化」を重視する姿勢を示していましたが、この「無害化」をめぐって議論は紛糾しました。

 「無害化の約束をしなければならないということは私はできない。全て環境基準にすることを今回は目指してないわけですよ」(平田健正座長)

 「今の話ってのはおかしいですよ、盛り土をして無害化する、環境基準以下にするという約束で移転するという。そこが崩れてしまっては、じゃあ何を信用したらいいんですか」(築地市場関係者)

 平田座長の「無害化は約束できない」という発言に市場関係者らは猛抗議。議論は紛糾し、会議は中断、次回に持ち越しとなりました。

 「対策をすれば、いつとは言えませんけど、遠い将来、環境基準に近づいていく。全てを環境基準にするのは非常に難しい」(平田健正座長)

Q.専門家会議で追加の対策が示されましたが?

 「これから報告を受けます」(小池百合子都知事)

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更新日時:5月24日 9時2分

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