2分41秒

カキにヘルシー豚肉、大学が開発した食材集合

 東京大学や千葉大学など有名大学が開発した食材を一堂に集めたイベントが開かれました。大学が食材開発を競うそのワケとは?

 脂の乗った鯖やぷりっぷりの鯛のお寿司、さらに黒蜜を絡めたジェラート。18日に開かれたのは、大学の研究所で生まれた食品を集めたイベント。36の大学が自慢の一品を持ち寄りました。

 特に注目されていたのが、東京大学が育てたカキです。プリッとした食感と磯の風味。

 「おいしかったのひと言です。クリーミーで」

 しかし、魅力は他にも・・・

 「食あたりになる可能性は低いと考えています」(ザ・カーブ・ド・オイスター 渡邊一博さん)

 一体、どういうことでしょうか?研究室に行ってみると・・・

 「基本的に深層水を用いているので、余計な生物やウイルスが混入しにくい」(東京大学 「バイオマスショア」寄付講座 森田泰彦さん)

 カキは一般的に海で養殖するため、海水中の細菌やノロウイルスを取り込んでしまう危険性があります。ウイルスなどを含まない海洋深層水のプールを使うことで、安全なカキの生産を可能にしました。

 皆さんのお目当てはボリューム満点の豚丼。使われているのは、千葉大学が開発した「ノンメタポーク」です。微生物の研究の技術で開発した特別なエサを与えることで、一般の豚肉よりも脂肪分が少ないといいます。

 こんがりキツネ色に揚がったメンチカツ。何の肉を使っているかというと、シカの肉です。農作物に深刻な被害を与えていたシカ。捕獲したものを有効利用するために考えられたメニューです。

 ただ、大学がなぜ、食材の開発に取り組むのでしょうか?

 「研究費をいかに捻出するかが大学の研究室にとってテーマ」(千葉大学大学院 園芸学研究科 森建一講師)

 交付金などが減少傾向にある中、各大学は自ら稼ぐ力が求められているのです。

注目キーワード(クリックして記事一覧へ)

5月23日(火)のヘッドライン

TBS NEWS アクセスランキング

更新日時:5月23日 15時2分

ニュース番組ダイジェスト

5月23日(火)の経済ニュース

5月22日(月)の経済ニュース

5月21日(日)の経済ニュース

5月20日(土)の経済ニュース

5月19日(金)の経済ニュース

5月18日(木)の経済ニュース

5月17日(水)の経済ニュース

5月16日(火)の経済ニュース

過去のニュース