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米司法省、ロシア疑惑捜査の特別検察官に元FBI長官を任命

 アメリカ・トランプ政権とロシアとの不透明な関係をめぐり大きな展開です。司法省は17日、強い権限と独立性をもつ特別検察官にFBI(連邦捜査局)の元長官を任命し、捜査を一元化すると発表しました。

 予算や期限などに縛られず、独立性が高い捜査が可能な特別検察官に任命されたモラー氏は、先週、電撃的に解任されたコミー氏の前にFBI長官を12年務めた司法界の大物です。

 特別検察官の任命は、野党・民主党が求めていたもので、司法省の副長官は「事案の特殊な状況を踏まえ、通常の指揮系統から独立した人物による捜査を公が求めている」と説明。モラー氏は今後、ロシアの大統領選挙への関与やフリン前大統領補佐官との不透明な関係などの疑惑解明に一括してあたります。

 過去、ウォーターゲート事件やクリントン大統領の不適切な女性関係の問題などでも登場した特別検察官の起用は、政権にとって大打撃ですが、トランプ大統領は声明で「徹底的な捜査で選挙陣営と外国組織とが結託していないことが明らかになる」と強気の姿勢を保っています。

 しかし、これに先立って連邦議会の3つの委員会は、フリン氏をめぐる捜査の中止をトランプ氏が求めた際に、コミー前長官によるメモの提出を要請。与党・共和党からも弾劾の可能性を排除しない声が出始めるなど議会側からの圧力も高まっていて、捜査の一段の加速とあわせトランプ政権は厳しい状況に追い込まれています。

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更新日時:5月24日 13時2分

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