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バイエル薬品、カルテ無断閲覧おととし10月に把握

 バイエル薬品の無断カルテ閲覧問題です。バイエル薬品は先週、問題を初めて公表しましたが、本社のコンプライアンス室はおととし10月の時点で問題を把握していたことがわかりました。

 この問題は、バイエル薬品の社員が宮崎県の医師に依頼し、患者に無断でおよそ200人分のカルテを閲覧していたものです。

 バイエル薬品は今月10日、問題を初めて公表し、「不適切な閲覧があった」と謝罪しましたが、本社のコンプライアンス室は社員の男性の内部告発を受け、おととし10月には、無断閲覧の事実を確認していたことがわかりました。この時、コンプライアンス室の担当者は、男性に「違法性はなく、社内で非公式に処理するので処分も行わない」と伝えていました。

 【2015年10月に男性社員が録音した音声データ】

 「ご自身(男性)、2人の(宮崎営業)所長が関与、それが確認とれました。業界ルール上の違法行為やルール違反があるということではない。公式な処分を行わずに非公式なガイダンスにとどめる」(コンプライアンス室)

 「会社にとって都合がいいんじゃないですか」(男性社員)

 「ううん、そんなことないですよ」(コンプライアンス室)

 男性は、去年7月、厚生労働省に告発しました。バイエル薬品は、先週、問題を公表した際、「徹底的に検証した上で結果を開示するとともに、社内審査の体制をより徹底する」とコメントしています。

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