20日
15時03分

北朝鮮への圧力強まる中、包囲網に温度差も

 アメリカと韓国の空軍が大規模な合同演習を行うなど、北朝鮮への圧力が強まっています。しかし、その包囲網を築く国の間で、温度差が出始めています。

 次々と出撃する戦闘機。韓国南西部の群山(グンサン)基地などで行われている「マックスサンダー」訓練です。米韓の空軍から合わせて100機以上の戦闘機が参加して行われました。

 また、米韓は今月末までの日程で、およそ30万人が参加する野外機動訓練「フォールイーグル」も行っていて、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して軍事的な圧力をますます強めています。

 「テロ支援国家の再指定を含めたさまざまな方法で金正恩(キム・ジョンウン)体制に圧力をかけ、対話に向かわせるよう北朝鮮の現状を分析しています」(アメリカ ティラーソン国務長官)

 ティラーソン国務長官は、19日、北朝鮮の「テロ支援国家」への再指定を検討していると明らかにしました。テロ支援国家の指定はアメリカ独自の経済制裁につながるもので、2008年に解除されましたが、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件をきっかけに再指定を求める法案が連邦議会の下院において成立しています。

 そんな中、北朝鮮の核開発をめぐり新たな動きが・・・。アメリカの北朝鮮分析サイトで公開された、衛星写真。核実験場にある、広場のような場所で、バレーボールの試合をしているような人影が写っています。これについて、核実験の準備が完了し、「待機状態」になった、あるいは、そう見えるような偽装工作の可能性もあると分析されています。

 かつて、日本と北朝鮮の間を行き来していた北朝鮮の貨客船「万景峰(マンギョンボン)号」。現在独自制裁として日本が入港を禁止しているこの万景峰号が、来月から、ロシアと北朝鮮を行き来する定期便に使われることが明らかになりました。月に6回程度往復し、乗客とともに食品や自動車部品などを運ぶ予定で、運航するロシアの会社は民間援助目的だとしています。

 しかし、ロシアは、北朝鮮のミサイル発射を受け、アメリカが作成した国連安保理の報道声明草案の内容に異議を唱えています。アメリカを中心に国際社会が北朝鮮への圧力を強める中、今後のロシアの対応が注視されています。

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