20日
15時26分

OPCW分析結果公表「サリンかサリンに似た物質」確認

 OPCW=化学兵器禁止機関は、シリア北西部イドリブ県で行われた化学兵器によるものとみられる攻撃に絡み、被害者のサンプルの分析結果を公表し、「サリンかサリンに似た物質」が使われたことを確認したと明らかにしました。

 シリア北西部イドリブ県では4日、反体制派が支配する地域で化学兵器によるものとみられる攻撃があり、AP通信によりますと、少なくとも90人が死亡しました。

 この攻撃について、OPCWは19日、被害者10人からサンプルを集めて分析した結果として「サリンかサリンに似た物質」が使われたことを確認したと発表しました。OPCWの事務局長は、「より詳しい分析は続くが結果に議論の余地はない」と述べたうえで、「治安状況が許せば専門家チームを現地に派遣する準備がある」としています。

 イドリブ県での4日の攻撃をめぐっては、アメリカが証拠は示さなかったもののシリアのアサド政権が化学兵器を使ったと断定し、巡航ミサイルで政権側の空軍施設を攻撃する事態に発展しました。一方、アサド大統領は、アメリカ側によるでっちあげだと疑惑を否定。アサド政権の後ろ盾であるロシアもラブロフ外相が「シリア政府による化学兵器使用の証拠はない」としてアメリカによるシリア攻撃を非難しています。

 OPCWは今回発表した分析結果のなかで、誰が化学兵器を使用したかについては言及していません。

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