17日
19時25分
2分55秒

金正男氏殺害、実行犯とみられる女ら前日に下見か

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の兄・金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された事件。これまでに実行犯として、ベトナムのパスポートを所持した28歳の女とインドネシアのパスポートを所持した25歳の女、そしてマレーシア国籍の男が事件に関わったとして逮捕されています。

 マレーシアでは連日、正男氏殺害のニュースが大きく取り上げられていますが、地元メディアは、17日新たに「犯行の前の日、空港の監視カメラに実行犯とみられる女2人と男4人が現場を下見し、 スプレーを噴射する様子などが映っていて、入念にリハーサルをしていた」と報じました。

 正男氏が殺害されたのは13日。その犯行の瞬間映像を見た現地紙の記者は、自動チェックインカウンターの近くに立っていた正男氏の前に、女が突然現れたといいます。

 「突然1人の女が現れ、金正男氏の注意を引いた。次の瞬間、2メートルくらい後ろにいたもう1人の女が飛びかかった。こんな感じだった。周りにはたくさんの人がいた」(犯行の瞬間映像を見た ニューストレーツタイムズ・ファーラ記者)

 正男氏は、この際、何らかの毒物によって殺害されたとみられます。この毒物が何だったのか?様々な憶測が飛んでいますが、地元メディアは、正男氏の遺体から採取された検体が、16日夜、警察から化学物質を検査する研究機関に届けられたと伝えています。この研究機関の担当者は、検体の詳細については明らかにせず、「できるだけ早く分析を進める」と話したということです。

 金正男氏の遺体は15日に、司法解剖のため、クアラルンプール市内中心部にある病院に搬送されてきました。それ以来、2日以上にわたって同じ場所で安置され続けています。施設の前には17日も多くの報道陣が詰めかけています。

 現地紙によりますと、警察当局者の話として、「北朝鮮側は正男氏の遺体の引き渡しを正式に要請してきたが、身元確認をしなくてはならない。マレーシア政府は、家族か親族からのDNAサンプルが提供されない限り引き渡さない」と述べたということです。これまでのところ、遺体の身元確認や引き渡しを求めてきた家族や親族はいないということです。(17日15:58)

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