11日
6時36分

中国、今春の教科書から抗日戦争の期間を14年間に改訂

 中国がこれまで「8年間」としてきた抗日戦争を、今年春の教科書から満州事変が起きた1931年を起点に「14年間」とすることがわかりました。今年秋に党大会が開かれるのを前に、中国共産党の正当性をあらためて強調する狙いがあるものとみられます。

 中国の教科書では、これまで抗日戦争=いわゆる日中戦争を、1937年7月に北京郊外で旧日本軍と中国の軍隊が衝突した「盧溝橋事件」から、日本が降伏した1945年8月までの8年間としてきました。ところが、中国の教育省は、1月3日付で全国の教育当局に対し、今年の春の教科書から、1931年の「満州事変」を始まりとする「14年間」に全面的に改訂するよう指示を出しました。抗日戦争で主導的な役割を果たしたのは、後に内戦の末、台湾に逃れた国民党だと言われていますが、中国共産党は満州事変の後、東北地方で抗日パルチザン部隊を組織していて、これを根拠にしたものとみられます。

 今年の秋に任期前半の集大成ともいえる共産党大会を控えた習近平指導部としては、抗日戦争の中での中国共産党の役割を強調することで、一党支配の正当性をさらに固める狙いがあるものとみられます。(10日19:25)

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更新日時:1月17日 13時2分

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